2006年10月19日

ちょっとは大人になりました? なれました!!

mani061003.jpg

■聴導犬候補犬 まみちゃんからのおたよりです■

アプリイ・ネットワークのお客様やスタッフさんから、先輩聴導犬のむっちゃんが募金の目録を頂戴したと聞きました。本当にありがとうございました。聴導犬とワタシたち候補犬を代表して深く感謝申し上げます。

ワタシの協会では、今、施設建設を計画しています。まだまだ計画の最中です。

その施設準備金にも、皆様からたくさんのご支援を頂戴できました。
建物が建ったら、玄関のご支援者ボードに、お名前を紹介させて頂きます。

ワタシ(聴導犬候補犬 真実《まみ》)は、まだ静岡のお隣、神奈川のソーシャライザー(子犬育てのボランティアさん)のママのお宅にいます。

ママは、協会のボランティアを始めて、1年半ほどですが、すでに6頭の候補犬を預かっているベテランのソーシャライザーさんです。

ママに言わせると、アタシは「自己主張」がこれまでの子よりも、強いそうです。時々、協会への育児(?)報告で

「真実(まみ)ちゃんと闘ってます。」なんて。
アタシとしては、ちょっとじゃれてるだけなのに・・・。

やっぱり日本犬の血が強いので、洋犬ミックスだったこれまでの候補犬よりも、自律心に富んでいるらしいのです。うーん、その性格が、聴導犬に向くのか向かないのか? ワタシにとっては、将来がちょっと心配ですが・・・。
ママとしては、結構、育て(闘い?)がいのある子に違いない!

■ソーシャライザーのママからのまみちゃん近況報告■

社会福祉法人日本聴導犬協会に初めて泊めて頂いたときに、一緒に寝たのが真実ちゃん でした。
それから、まだ1ヶ月と10日しかたっていないのに今回のお泊りの態度は見違えるよう! 
とっても大人に…というより、つまり「おとなしく」なってビックリしました。

社会福祉法人日本聴導犬協会では、犬舎に候補犬たちを入れることはしません。ケネル・ストレスと言って、犬舎に入れることで、ストレスになり、今までの良い性格が壊れてしまう子もいるのです。なので、昼間は協会の事務所でスタッフと一 緒にいて、夜は、スタッフが連れて帰ったり、協会の宿泊者が同じ部屋に入れています。スタッフと一緒の部屋にいる他のワンちゃん達と一緒にいたいと、前回 は、夜中に泣き叫んでいた「マメタンク真実」が、今回は私の足元でスヤスヤ。そして、岐阜と長野での講演会に早朝にお出かけの協会スタッフの皆さんや、デモ犬達の様子を、窓からジーっと見下ろしてはいたものの一声も発せずに、まったくおりこうなこと。と、感心してしまいました。

豆柴か、柴犬の小型犬かという真実ちゃんは、まゆ毛が段々濃くなって、おでこに黒いハートマークのあるユニークで可愛い利かん気小娘です。この黒ハート、 寒くなると濃くなり、暑くなると他の体毛と同じ色になるそうです。人間のことは、誰でも好きで、立ち上がっては小さな両手をチャカチャカさせるので、我が家の友人たちの間では大人気者です。協会の指導では、本当は飛びついてはいけないのですが、真実ちゃんが^^の目でニッコリ笑って喜んで飛びつくので、来客は、ついつい許してしまいます。泥棒さんだって、真実ちゃんはwelcome・・・でしょう。きっと。まったく番犬には不向きな子なのです。

とはいえ、苦手なことがひとつ。車酔いです。

とくにノロノロ運転の前後のゆれと急なターンは禁物です。おかげで、今までの私の人生で経験したことの無いほど丁寧な運転になりました。エレガントに静々と。後ろの車に「早く!速く!」と鳴らされそうなくらいにゆっくりと。でも、スピードの遅い速いは、真実ちゃんの車酔いには、問題はないのですが、ときどき、ここまで気にする必要は無いのかな? とも自問しますが、揺れの少ないワゴン車から、今度は私のマニュアルの小さな車にでも乗れるように少しずつ練習中です。

日常生活では、電話が鳴ったり、何かピー音が聞こえるとシッカリ私を見て、何か教えたい様子。聴導犬になれるといいなー、と思ったり。大きな物もいたずら してくわえて歩く真実ちゃんを見ては、介助犬になって何か持ってきてくれるのかな? と期待でいっぱいです。

その「気」の強さがだんだん「芯」の強さになって大人になりますように。

投稿者 kato sumie : 2006年10月19日 10:56