2008年09月30日

募金結果のご報告

皆様のご支援により、今年度は1,620,994円相当を社会福祉法人日本聴導犬協会様に寄付させて頂きました。
この場をお借りして、ご協力に心より御礼を申し上げます。

さて、聴導犬について改めて皆様のご理解を頂けるようこのページでは「聴導犬とは?」というところから書かせて頂きたいと思います。

聴導犬は、盲導犬・介助犬とともに身体障害者補助犬として身体障害者補助犬法という法律で認められています。認定を受けた聴導犬は、公共機関だけでなく民間の施設でも同伴することができることになっています。
聴導犬の仕事は、耳に障害のある飼い主に家の中で火災報知器などの警報、玄関のブザーや電話などの呼び出し音、目覚まし時計の音などを聞き分け、音の種類によって合図を変えることにより必要な情報を正確に伝えます。また家の中に限らず、飼い主とともにどこにでも同行し、災害や事故に巻き込まれる危険性を回避することも期待されています。
日本には聴覚に障害をある方が35万人いると言われています。それに対して、現在実働する聴導犬は約20頭にも満たない状況です。

聴導犬の訓練を受けるワンちゃんはほとんどが元捨て犬で、健康で攻撃性がなく人が大好きでどんな場所でもリラックスできるようなワンちゃんを、保健所や動物保護団体から選びます。犬種は雑種が主で、捨てられた犬からの動物福祉がもうひとつの使命と言うこともできます。
外見は普通のミックス(雑種)なので、なかなか補助犬と気づいてもらえないこともあるそうです。

聴導犬の訓練は、ご想像の通り簡単でありません。ソーシャライザー(ボランティアで子犬を育ててくれる家庭)のお宅で「社会化」のお勉強をするのが生後1年くらいまで。その後、基礎訓練(4ヶ月~6ヶ月)に入り、音の訓練(1日15分くらい)のほかにバスの乗車、お店に入る練習もします。ユーザーのお宅に行っても3ヶ月間は訓練期間になるので、最低1年8ヶ月間の訓練期間と、約80万円の費用がかかります。
その訓練をクリアし、見事聴導犬になれるのは訓練を受けたワンちゃんのうちの半分。聴導犬になれなかったワンちゃんは、「聴力お手伝いペット犬」として、耳の不自由な方を家の中のみで音をしらせるペット犬として支えることになります。(法律で定められた聴導犬ではないので、バスや公共施設などには一緒に入ることができません。)頭数が少ないといっても、「人に危害を与えるような犬」や外で人に吠えかかるような犬は、聴導犬にはなれないんです。

今回は、「聴導犬とは?」という初歩をご案内させて頂きました。
もっと聴導犬のことを知りたいと!と思われた方は、社会福祉法人日本聴導犬協会のホームページにアクセスしてみて下さい。
http://www.hearingdog.or.jp/index2.htm

人間と聴導犬との繋がりをわかりやすくした絵本です。是非ご覧になってみて下さい。
http://www.hearingdog.or.jp/kids-site.htm

アプリイ・ネットワークでは、「おんちゃん」という聴導犬訓練犬を昨年より応援しています。現在は元気に訓練をしています。
おんちゃんの奮闘ぶりも今後このページでご報告していきます!


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おんちゃんです!!!

投稿者 izumi norio : 13:02


2008年01月29日

おんちゃん元気です!

皆様よりご支援頂いている聴導犬候補犬の「おんちゃん」より近況の報告がございましたので、掲載させて頂きます。


 ボク、おんです。アプリイ・ネットワークのお店にご来店のお客様やスタッフの方のご支援をいただけるようになりました。
 生まれて1ヵ月半で、ボク、ARKという関西の動物保護団体から(福)日本聴導犬協会にやって来ました。小さいときは、協会のマスコットと瓜二つだったんだよ。「かわいい。かわいい」って。だけど、「大きくなる。大きくなる」って、その頃からスタッフが不安がっていた通りに、大きくなりました。どうも、ボーダーコリーのミックスらしい。もしかしたら、パピヨンが混じっているかも。今は、協会一のハンサム犬って言われています。
 だけど、運動神経の優れたボーダーコリーの血をひいいてるのに、とっても「鈍(ドン)」くさくて、いまだに階段がうまく下りられません。別にね、「鈍」くさくても補助犬にはなれるんだけど。 でもどうだろう? ボクみたいに、引っ込み思案な子って、なれるんだろうか、心配。協会のトレーニング・マネージャーのまゆみさんが、徹底した社会化をして、最低でもデモンストレーション犬に育ててくれるって。ということは、補助犬への道もまだ残ってるってことだよね。うれしい。
(福)日本聴導犬協会は、ボクみたいに捨て犬の中から適性をみて、保健所や動物保護団体から300頭に1頭の割合で補助犬の候補犬として選んでいます。デモンストレーション、1年かけて育てている間で、半分は家庭犬向きって判断されてしまうから、聴導犬になれるのは600頭に1頭ってことかな。ボクのような捨て犬は、保健所などで年間30万頭以上、殺処分されているんだ。それらのほんの数頭でも、身体に障害のある方のお手伝いをする補助犬として育てば「雑種だから」とか、「捨て犬だから」って理由で、頭が悪いんじゃないかとか、訓練しても無駄なんて、言われなくなる。そうすれば、捨てられる犬も減らせるんじゃないかって、期待してるんだよ。
今まで10ヶ月間は、人間社会に馴らすために、ソーシャライザー(子犬育てのボランティア)さんのお宅で育てられたんだ。その間に10回以上の適性試験があって、協会に戻って訓練を受ける子と、社会化を続けながら一般の家庭に譲渡される子に分かれるんだけど、ボクは、これまでの試験結果と、まゆみさんの「いいわぁ。この子」の判断で、協会での訓練に進むことができました。会長の有馬さんは「ボーダーコリーの血筋なら、ドッグダンスもできると思ったのに・・」と、「鈍」くささに、ちょっとがっかりしてます。

とはいえ、これから、本格的な訓練の開始。どんな訓練なのかなぁ。いつも、訓練室からは、「グッド」とか、「すごいねぇ。すばらしいねぇ」とかって、楽しそうな声が聞こえてくる。帰ってきた先輩たちは、おいしそうな臭いをプンプンさせてる。早く、訓練始まらないかなぁ・・・・。
ボクもがんばるから、これからも応援よろしくお願いします!

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これからも、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

投稿者 izumi norio : 11:51


2007年10月10日

結果報告とお知らせ

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本年も、お客様からお預かりした浄財と弊社からの募金を合わせ、160万円相当を社会福祉法人日本聴導犬協会様に寄付させて頂きました。
ご支援ありがとうございました。
聴導犬の育成の他、育成のための施設建設資金としてご活用頂くとのことです。

さて、皆様にご支援頂きました「真実(まみ)ちゃん」ですが、訓練の結果、日本犬特有のちょっと勝気な性格が聴導犬としては向かない部分があり、残念ながら聴導犬としての資格を得ることはできませんでした。
しかしながら、耳の不自由なお年寄りのお宅で、「音を聞き分けて飼い主に知らせる。」という“聴力ペットお手伝い犬”として、訓練の成果を生かしながら生活をしていくという“良縁”に恵まれました。
これからの、「真実ちゃん」の活躍と幸せを願うばかりです。

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投稿者 kato sumie : 21:38